Mac向けGmailアプリのおすすめと、正直な比較
このリストに載っているアプリの1つは、私たちが作っています。そのつもりで読んでください。以下に書くのは、それぞれの選択肢が実際に得意なこと。ほかを選んだほうがよい場合も含めてです。
- まず種類を決めます。メールクライアントはメールを作り直し、ラッパーは本物のGmailを見せ、ブラウザはどちらも中途半端です。
- 統合受信トレイとオフラインが欲しいなら、メールクライアントを選び、画面が変わることを受け入れます。
- Gmailをそのまま、複数のアカウントを横並びにしたいなら、ラッパーです。
- 3つ目の種類、ワークスペース型のツールは、メールだけのためならほとんどの人に要りません。
アプリより先に、種類を決める
このページのアプリは、どれも3つのグループのどれかに入ります。そして、どのブランドかより、どのグループかのほうが多くを決めます。
メールクライアントは、Googleにメールボックスへのアクセスを求め、メールを自前の画面に組み直します。アカウントをまたいだ統合受信トレイが手に入り、オフラインでも読めます。失うのはGmailです。ラベルはフォルダのようにふるまい、フィルタは別の場所にあり、Chat、Meet、スヌーズは動きが違うか、そもそもありません。
ラッパーは、本物のGmailのウェブサイトをネイティブのウインドウの中に表示します。Gmailの中のことはブラウザとまったく同じに動き、そのうえでブラウザのタブに足りないものが付きます。未読件数の出るDockアイコン、ネイティブ通知、ショートカット、アカウントごとに切り離されたセッション。失うのはオフラインで、中身がウェブだからです。
ワークスペース型のツールは、ラッパーのまわりにほかのWebアプリの図書館を置いたもので、仕事の一日ぜんぶを1つのウインドウで済ませるためのものです。
メールクライアント
Apple Mail
無料で、最初から入っていて、バッテリーの持ちがよく、オフラインでも動きます。そしてメールリンクの相手としてmacOSが信頼しているのは、このアプリです。読むのが中心で、アカウントが1つか2つなら十分です。
Gmailのラベル、フィルタ、検索の書き方は、移し替えの途中で失われます。ChatとMeetもありません。
Mimestream
Gmail自身のAPIの上に作られたMacネイティブのクライアントです。ラベルもカテゴリも複数アカウントも、Gmailの使い手が期待するとおりにふるまいます。本物のMacアプリと統合受信トレイの両方が欲しいなら、いちばん強い選択肢です。
それでも画面は独自のものなので、Gmailのアドオン、Chat、Meetは外に残ります。有料です。
Thunderbird
無料、オープンソース、どこまでも設定でき、このリストの大半より長生きするでしょう。メールを手元に、自分の管理下に置きたいなら向いています。
見た目も操作感もマルチプラットフォームのアプリそのもので、設定にはそれなりの手間がかかります。
ブラウザで使うGmail
多くの人が最初に選ぶ方法にも、公平でありたいところです。ブラウザのGmailは、完全で最新のGmailそのもの。費用はかからず、アカウントごとにブラウザのプロファイルを分ければ、アカウントもきちんと別々になります。ChromeならGmailをウインドウ付きのアプリとしてインストールでき、Dockアイコンも付きます。
崩れるのは、メールの周りのすべてです。受信トレイはほかのタブと席を争い、ブラウザを閉じれば通知は止まり、アカウントをまたいだ件数はなく、Googleのアカウント切り替えはリンクを別の受信トレイに送ります。アカウントごとにウインドウも必要です。
さらに詳しく: デスクトップでGmailアプリを使う方法(MacまたはPC)
ラッパーとワークスペース型のツール
Nuncio
私たちのアプリです。GmailとWorkspaceのアカウントを、1つのネイティブウインドウに横並びに。どれも切り離されたセッションで、画面は本物のGmail。アカウントごとの通知と未読バッジが付き、Googleツールは各受信トレイの隣にタブとして並びます。
Mac専用、Apple Silicon専用、統合受信トレイなし、オフラインなし、そして年額のサブスクリプションです。
Shift、Wavebox、Ferdium
ワークスペース型のツールです。Gmailは、SlackやNotionなどと並んでワークスペースに置ける何百ものWebアプリの1つ。すべてを1つのウインドウに、が本当に望みなら、価値があります。
メールアプリより重く、メールが欲しかっただけなのにワークスペースの設定をすることになります。
Kiwi for Gmail
私たちといちばん直接比べられる存在です。GmailとGoogleツールを包む、MacとWindowsの息の長いラッパーで、有料のプランではドキュメントの扱いが加わります。
機能の幅はメール中心のアプリより広く、そのぶん賑やかです。
Mailplane
長いあいだ、Macでこの問いの答えでした。いまも名前で検索されているので、挙げておきます。
2021年から販売されていないので、選択肢というより、どこへ移るかの相談になります。
並べて比べる
| Apple Mail | Mimestream | ブラウザ | Nuncio | |
|---|---|---|---|---|
| 本物のGmail画面 | なし | なし | あり | あり |
| 統合受信トレイ | あり | あり | なし | なし |
| オフラインでの利用 | あり | あり | 一部 | なし |
| アカウントごとの未読件数 | なし | あり | なし | あり |
| ブラウザなしの通知 | あり | あり | なし | あり |
| アカウントの完全な分離 | あり | あり | プロファイル単位 | あり |
| アカウントごとのGoogleツール | なし | なし | あり | あり |
| 価格 | 無料 | 有料 | 無料 | 有料 |
Nuncioを選ばないほうがよいとき
4つ、はっきり挙げます。アカウントをまたいだ統合受信トレイが必要なら、正解はメールクライアントで、私たちは不正解です。接続のない飛行機や電車でメールを読むなら、同じことです。Gmailのオフラインモードが動くのはChromeだけなので、どんなラッパーにも差し出せません。
アドレスがGoogleのものでないなら、Nuncioに差し出せるものはありません。扱うのはGmailとGoogle Workspaceだけです。そしてSlack、Notion、Trelloとメールを1つのウインドウにまとめたいなら、あえてメールだけに絞ったアプリより、ワークスペース型のツールのほうが合います。
残るのが、私たちが作った相手です。複数のGmailアカウントを、一日じゅう、本物のGmailで、ブラウザを挟まずに。
さらに詳しく: MacでGmailを使うときの、よくある質問
よくある質問
Mac向けで、いちばんよい無料のGmailアプリはどれですか?
本物のアプリが欲しくて、Gmailの画面をあきらめられるならApple Mail。Gmailをそのまま使いたいなら、ChromeからアプリとしてインストールしたGmailです。どちらも無料です。有料の選択肢があるのは、複数のアカウントを横並びにしたい人や、Gmailに寄り添ったクライアントが要る人のためです。
macOS向けの公式Gmailアプリはありますか?
ありません。GoogleがGmailアプリを作っているのはiPhone、iPad、Android向けで、パソコンのGmailはウェブサイトです。このリストのMacアプリはどれも、GoogleのAPIを使うサードパーティ製のメールクライアントか、Gmailのウェブサイトを表示するサードパーティ製のアプリです。
Gmailのアカウントが複数あるなら、どのアプリがよいですか?
アカウントを切り離したまま本物のGmail画面を使うなら、NuncioやKiwiのようなラッパーです。アカウントをまたいだ統合受信トレイなら、MimestreamかApple Mail。ブラウザのプロファイルでもできますが、アカウントごとにウインドウが1つ増えます。
これらのアプリは、私のメールを読みますか?
種類によります。メールクライアントはメールボックスへのアクセスを与えられ、Mac上で、ときには自社のサーバーでメールを処理するので、そのプライバシーポリシーが意味を持ちます。ラッパーはGmailのウェブサイトを表示するだけで、アクセスは一切求めません。Nuncioにはサーバーも、独自のユーザーアカウントもありません。